千葉県山武郡松尾町の古谷さん紹介 こだわりの米文化を情報発信 身土不二.com

プロフィール

写真1:収穫祭に田圃にやってきた消費者とともに  古谷さんは、千葉県松尾町の600年17代目という家系図のある伝承農家です。

 住居は、百年をこえるがっしりした造りで、素朴な落ち着いた趣をただよわせています。キンキラ金の飾りはどこにも見当たりません。現在家族は、お母さんと古谷さんご夫妻(30代)の3人ですが、待望のベイビー(18代目)が誕生しました。

 古谷さんは、三男で理工学部を卒業後ソニーに勤めていたのですが、お父様が亡くなった際に、土作り農業継承を決意なさったそうです。長兄と次兄は、医者と教師なのだそうです。奥様は元保母さんで、今は若手農婦です。

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古屋さんの米作り

写真:古屋さんご夫妻  当店と古谷さんのお付合いのきっかけは、私が千葉県の稲作経営者会議の研究会に米流通の話をするように呼ばれて、レポートしたのが最初の出会いなのですが、数ヵ月後に彼がひょっこり店に自分のお米をもって現れたのです。

 「アイガモ農法で10アール(一反)こしひかりをつくって8俵とれたが、3俵まだ残っている。新潟こしひかりのお客様に売って食べ比べてもらえないだろうか?」というのです。

 やってみましょうということになって、早速、まず私達が食べてみたのですが、とっても美味しいのです。知らず知らずひいきめに評価したかも知れないと思って、お客様に奨めて食べていただいたところ、何と10人が10人全員まだあるんだったら、千葉のアイガモの米がいいというんです。素晴らしいふっくら感なのです。これは本物だということになって、翌年は当店が50俵買うから10倍の面積の田圃でアイガモ農法をやってほしいとお願いしたわけなのです。

写真:田の土の感触をたしかめる子どもたち  それから、親しくお付合いするようになって、さらに分かった事は、美味しさの秘密でした。なんと古谷家の田圃では、一回も化学肥料を撒いたことがないということです。そんな田圃がまだ日本にも残っていたのかと大感激しました。

 さらにビックリさせられたのは、故人ですが御祖父さんと御父さんのことでした。二人とも早稲田大学出身で、雑木林の腐葉土を客土したり、堆肥を入れたり、とにかく土作りに余念がない熱心な篤農家だったようです。

60歳代前半で亡くなった御父さんは、独立自営専業稲作農家の組織のリーダーとして、全国稲作経営者会議の初代会長を務めた方だったようです。二人三脚でやってきた御母さんは、現役バリバリで健在です。古谷さん夫妻も農業の先輩という事で一目も二目もおいているようです。

写真:合鴨のヒナの進水式に集まった子ども達  古谷さん自身も、21世紀の日本の稲作をになう若きリーダー達が集う全国稲作経営者会議青年部の部長という要職に昨秋就きました。古谷家の家風に違わず、とても研究熱心な方で、今はこしひかり以外の新しい品種研究にも余念がありません。

 千葉県の稲作経営者会議には、伝統的に新品種研究の気風があるようですが、古谷さんはその伝統をしっかり継承している生産者の一人なのです。

 「あっぱれ」は、彼自身がネーミングしたオリジナルの品種です。まだ、命名がされてない「X(エックス)」もあります。奥様とは、分業体制の農家経営のスタイルで創意工夫を凝らして楽しくやっていこうという歩みですね。毎年5月、田植え後のアイガモのヒナの田圃への進水式には、何人もの消費者の家族も参加して行われます。よかったら、参加してみませんか?賑やかな援農作業(ヒナがカラスに襲われないように、田圃の上に縦横に釣り糸を張り巡らす作業)の後のおにぎりの味は最高ですよ!

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